『最愛女人購物狂/THE SHOPAHOLICS』■監督:
韋家輝 (ワイ・カーファイ)
■出演者:
陳小春(ジョーダン・チャン)
張栢芝(セシリア・チャン)
劉青雲(ラウ・チンワン)
邵美[王其](マギー・シウ)
郭藹明(エイミー・クォック)
徐小鳳(ポーラ・チョイ)
官恩娜(エラ・クン)
王天林(ウォン・ティンラム)
Chan Yat Ling
車婉婉(ステファニー・チェー)
駱力[火韋] (マルコ・ロッ)
Ha Chun Chau
Tsui Zi Yin, Jessica
羅守耀(デニス・ロー)
羅家英(ロー・ガーイン)
■2006年旧正月映画
■ストーリー:
赤ん坊の時に百貨店のブランド品売り場に捨てられていた女の子・方芳芳(張栢芝(セシリア・チャン))は買い物依存症の大人になった。部屋の中は物であふれかえっているにもかかわらず買い物が止められない。おかげで経済的にも苦しいし職は失うしで何ごともうまくいかない。心療内科にかかって治療を受けることにする。
さて、その精神科医・簡仁(劉青雲(ラウ・チンワン))はといえば選択恐怖症で選択する必要のない決まっている物事に対しては優秀なのだが、選択肢がたくさんあると昼のメニューをきめることすらできないのだ。ある日受診に訪れた芳芳は早産した看護婦のお産を助けたことがきっかけでそのままそこに就職することになる。
治療を受けつつ働いている彼女はこんどは偶然街で自分と同じような買い物依存症の症状を示す窮富(陳小春(ジョーダン・チャン))に会う。窮富に治療をすすめる芳芳だが窮富はそれを拒否、しかたなく芳芳は自分の受けている治療を彼にも施す。
簡仁と窮富はそれぞれ芳芳に惹かれていくが、そこにまた簡仁の前の恋人で大失恋の痛手からショックをうけるとすぐに飛び下り自殺をしようとするようになってしまった叮[o當](官恩娜(エラ・クン))が出てきて…
[0回]
■出てくる人出てくる人みな精神にどこか片寄りのある人ばかりで、精神的に健康な人が「私は異常なのだ。精神に異常がないから」などという台詞もあるしまつ。でも今の社会の中ではみんなどっかに精神的な圧力があってもそれはおかしいことじゃないよ、というところには共感します。ま、映画の中ではそのちょっとおかしなところを強烈にディフォルメしてるので、物事を魚眼レンズで覗いてるようななんか奇妙な気分になりましたが。
中盤からラストにかけて目が回りました。
■窮富は「買い物依存症」じゃなくて「人と競り勝たなくてはいけない強迫観念にとりつかれている」男ですわよ。執着してるのって買い物そのものじゃないもん。
■旧正月映画なので(笑)ハッピーエンドです。
■張栢芝て声はアレですが(といってもあの声が特徴あっていいんですが)ほんと綺麗だよなぁ…とかしばし見とれてました。好きな顔の造作なのです。
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